インフルエンザって触っただけでうつる!?接触感染を徹底的に防ぐ6つの方法!

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我々が関わっている患者さんのご家族が、

インフルエンザに感染していました。

インフルエンザが感染する経路として

一番多いのが接触感染だと言われています。

逆に考えると、この接触感染を防げば

一番の感染予防になるという事です。

では、この接触感染とは、

どんなものなのでしょうか?

接触感染を防ぐ為には、

何をすれば良いのでしょうか?

接触感染とは?

接触感染とは、

インフルエンザに感染している人が、

インフルエンザウイルスを含んだ唾液などの体液が付いた手で物を触り、

そのインフルエンザウイルスが付着した物を、

他の人が触る事で感染する経路です。

まだ感染していない人の手にインフルエンザウイルスが付着して、

その手で口や鼻を触る事で、

ノドや鼻にインフルエンザウイルスが入り込み感染します。

これは、物を介する場合もあれば握手など直接人体を介する場合もあり、

飛沫したインフルエンザウイルスが付着した服を触る事で感染する事もあります。

以前、この接触感染をテレビ番組で実験をしていた事があります。

5人家族のひとりが、手に特殊な塗料を付けて家に入って来ます。

そこで、普通に生活するのですが・・・

数時間で家の中は塗料だらけ・・・

家族全員の手や顔にも塗料は付きまくり・・・

また、同じ実験でバレーボールもしていましたが、

1試合終わった時には両チームの全員が、

手はもちろん顔にも体にも塗料がいっぱい付いていて・・・

接触感染の拡散の凄さが実証されていました。

これが、塗料ではなくインフルエンザウイルスだったら、

家族・チーム全員が感染しているでしょう。

本当に恐ろしいです。

では、この接触感染を防ぐには、

何に気を付ければ良いのでしょう?

接触感染を防ぐ6つの方法!

では、接触感染を防ぐためには、

何をすれば良いかを説明していきます。

①手洗い

接触感染を防ぐために、よく挙げられるのは手洗いですね。

確かに、インフルエンザウイルスは手や衣服に付着しても

最長で48時間は生きていますので、手洗いは有効な手段です。

ただし、手洗いも正しい方法で行わないと効果がありません。

正しい方法で手を洗うと3分ほどの時間を要しますので、

公共の場所では他の人に迷惑をかけます。

更に、不特定多数の人が利用する公共の場所での手洗いは、

手を洗う場所の入り口のドアノブや蛇口のハンドルに

インフルエンザウイルスが付着していて、

そこで接触感染する場合があります。

手を洗う前に、

インフルエンザウイルスが付着している手で

鼻や口を触ってしまったら・・・

ぜんぜん間に合いません。

手洗いはあくまで補助的な予防策と考えた方が良いでしょう。

②服を着替える

インフルエンザに感染した方の咳やくしゃみで飛沫した

インフルエンザウイルスは、服にも付きます。

インフルエンザウイルスが付着したままの服を手で触れば、

手にインフルエンザウイルスが付き、

その手で鼻や口を触れば感染してしまいます。

更に、インフルエンザウイルスが服から離れて飛沫する可能性もあります。

とは言っても、

会社やショッピングなどの外出先でいちいち着替えるのは難しいですし、

インフルエンザウイルスを服に付けたまま室内に入れば、

ウイルスをばら撒くようなものです。

ですので、

外出する時はインフルエンザウイルス防御用に

コートなどの上着を着て、

室内に入る前に脱ぐ習慣をつけておくと良いですね。

③なるべく物に触らない

今のシーズンはインフルエンザウイルスの保菌者が多い時期ですので、

あらゆる所に

「インフルエンザウイルスが付着しているかも・・・」

と疑ってかかりましょう。

物に付着しているウイルスに触らないためには、

なるべく物を触らないように気を付けるのが大事です。

不特定多数の人間が出入りする場所では特に気を付ける必要があります。

・コンビニやスーパーのドアの取っ手

・電車の吊革

・駅やビルの階段・エスカレーターの手すり

・エレベーターのボタン

などは最も接触感染しやすい場所ですので、

注意を払う必要があります。

スーパーなどの陳列してある商品にも

インフルエンザウイルスが付着している

可能性があります。

インフルエンザかどうかはわかりませんが、

激しい咳をしながら、マスクもせず買い物をしている方も

珍しくありません。

マスクもせずに咳をすれば、

飛沫した唾液が商品に付着するのは確実ですし、

仮に手で口や鼻を覆っていたとしても、

咳をしてインフルエンザウイルスが付着した手で商品を触れば、

その商品にインフルエンザウイルスが付着するのは当然です。

私はインフルエンザが流行する時期になると、

買って帰ってきた食品をビニールやトレーに入ったまま一度洗います。

中の食品は食べる時にまた洗いますが、

外側のビニールやトレーにもウイルスが付着しているかもしれないので、

接触感染を避けるために洗います。

ただ、ここまですると家族に引かれますので、

あまりおススメはしません(笑)

また、インフルエンザの感染者が来る内科などの病院では、

細心の注意を払う必要があります。

もし、インフルエンザ以外で病院を受診しなければならない時は、

雑誌や手すりなどの病院の備品に触るのは避けましょう。

トイレもできるだけ使わないように、

家を出る時に済ましておいた方が良いですね。

「物を触っても。その手で口や鼻を触らないように気を付ければいいんじゃない?」

なんて思われるかもしれませんが、

人間というのは意外に無意識に動いている事が多いんです。

人間が行動する時には無意識で行動を決定し、

行動してから意識的に行動の意味付けをしている・・・

というのは、脳科学では定説になっています。

と、小難しい話は抜きにして(笑)

自分の体は無意識に触ってしまうものですから、

意識して触らないようにするのはかなり難しい事なんです。

と、いろいろ挙げてきましたが、

外出して「何も物を触らない」というのは、

なかなか難しいですよね?

ですので、この”物を触らない”というのは

”感染予防の意識を持つ”

という部分として

「なるべく不要な物は触らない」

という感じで気を付ければ良いと思います。

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④手袋の着用

外出して、何も触らないという事は

なかなか難しいというお話しをしましたが、

その対策として、外出の際は手袋の着用をおススメします。

・コンビニやスーパーのドアの取っ手を触る時

・電車の吊革を持つ時

・駅やビルの階段の手すりを使う時

・エレベーターのボタンを触る時

こんな時、手袋をしていれば、

仮にインフルエンザウイルスが付着してしても

直接手に付着する事はありません。

ただし、手袋をしたままで、

口や鼻や目の粘膜を触れば同じ事ですので、

手袋でインフルエンザウイルスの付着を防ぐというより、

手袋を着用する事によって、

”接触感染への意識付け”

をするという意味合いとして手袋を着用します。

手袋を着用している事で、

「自分は今、接触感染を予防しているんだ・・・」

という意識が働き、

素手の時のように無意識に口や鼻を触る事が少なくなります。

手袋は、接触感染のリスクが高い場面で使用して、

安全な場所では外すクセをつけるといいですね。

⑤マスクの着用

更に、マスクを着用する事で、口や鼻を直接触りにくくなります。

仮に、鼻がかゆくなった時でもマスクの上から掻けますから、

手にインフルエンザウイルスが付着していたとしても、

鼻に付着する事はありません。

無意識に口に手を持っていったとしても、

直接触る事ができませんので安全です。

更に、マスクをする事で感染予防に対する意識付けができ

無意識に口や鼻に触ったとしても

「おっと・・・直接触らずに済んだ!」

と、感染予防しているのを意識できるわけです。

この接触感染に対する予防としては、

マスクも安価なものでも良いのですが、

飛沫感染も同時に予防すると考えれば、

ちょっと価格が高くてもキチンと顔にフィットする

マスクを使用する方が良いですね。

⑥手の消毒

日常生活の中で、

外出すれば物を触らないという生活はなかなか難かしい・・・

というお話しをしましたが、これを解決するのが消毒です。

消毒液は、薬局やドラッグストアに消毒用アルコール(エタノール)として売っています。

噴霧できるボトルに入っている手指の消毒専用のものでも良いのですが、

カバンの中で場所を取るし・・・

ポケットに入れれば邪魔になるし・・・

意外と持ち運びに困ります。

そこでおススメなのが、

100円ショップで売っている香水用の小さなアトマイザーです。

消毒用アルコールは500mlのボトルで買った方がお得ですので、

これをアトマイザーに移して使うわけです。

長さ6cm・直径1.5cm程度の小さなアトマイザーなら

ポケットに入れていても邪魔になりません。

容量としても普通に使うのなら10回分ほどはもちますので、

携帯用にちょうど良いです。

この消毒用アルコールで、

気が付いた時で結構ですから、

とにかく頻繁に手を消毒します

私は、ポケットに1個、カバンの中に1個、車の中に1個ずつ入れてあり、

手すりやドアノブを触った時・スーパーやコンビニから出た時など

頻繁に手を消毒しています。

手荒れが気になるかもしれませんが、

皮膚の弱い私でもけっこう大丈夫ですよ。

どうしても気になる方は、

消毒した後すぐにティッシュペーパーやハンカチで

水分を拭き取って下さい。

インフルエンザって触っただけでうつる!?接触感染を徹底的に防ぐ6つの方法! まとめ

まとめ

1 接触感染とは?
インフルエンザウイルスが付着した物を触る事で感染する経路。

2 接触感染を防ぐ6つの方法!
 ①手洗い
 あくまで補助的な予防策と考えた方が良い

 ②服を着替える
 コート等上着を着て、室内に入る前に脱ぐ習慣をつけておくと良い。

 ③なるべく物に触らない
 物に付着しているウイルスに触らないためには、なるべく物を触らないように気を付けるのが大事。

 ④手袋の着用
 接触感染への意識付けの意味合いとして手袋を着用する。

 ⑤マスクの着用
マスクをする事で感染予防に対する意識付けができる。

 ⑥手の消毒
とにかく頻繁に手を消毒する。

インフルエンザに感染しても、

発熱などの症状が出るまでに48時間~72時間の潜伏期間があります。

この潜伏期間中でも感染するので、

既にインフルエンザに感染している人でも

自分が感染している事に気付いていないんです。

だから、インフルエンザに感染しているのにウロウロして、

インフルエンザウイルスをばら撒いているわけです。

決して

「うへへへ・・・インフルエンザをみんなにうつしてやる・・・」

なんておかしな人は居ないんです(笑)

だからこそ、一人一人が自分自身の責任で

感染しないように心掛けるしかないんです。

逆に考えれば、インフルエンザを流行させているのは、

”インフルエンザにかかった人”だけではなく、

”インフルエンザを防ぎきれなかった人”

の責任でもあるわけです。

インフルエンザで命を落とす人もいるって事をいつでも意識して、

みんなで感染予防に努めましょう!

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