インフルエンザと風邪の違いを知っていますか?インフルエンザを自己判断すると怖い?

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インフルエンザにかかっていても

「インフルエンザ?普通の風邪です!」

と、無理をするスタッフが私の周りにも必ずいます。

自分では「インフルエンザかも・・・」と思っていても、

「仕事を休めないから・・・」

「どうしても外せない用事があるから・・・」

と、無理をして、出かけていませんか?

それ以前に、

インフルエンザと普通の風邪の違いがわからない・・・

という方も多いのではないでしょうか?

インフルエンザと普通の風邪の症状は似ていますので、

なかなか判断できないですよね?

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一般的なインフルエンザの症状は間違い?

一般的に

インフルエンザの症状の特徴は、

「38度以上の高熱が出たら・・・」

「全身症状が急激に悪化したら・・・」

「インフルエンザには冬にしかかからない・・・」

などと、言われますが

これらの情報に惑わされないようにして下さい。

38度以上の高熱が出たらインフルエンザ?

もともと平常時の体温が低い人は、

インフルエンザでも37度ほどしか発熱しませんし、

普通の風邪でも、扁桃腺や免疫系に問題のある方は

38度以上の熱が出るのはざらです。

全身症状が急激に悪化したらインフルエンザ?

体が丈夫で元気な方と、

栄養状態の悪化や体力の低下・ストレスの問題

などで免疫力が弱っている方では

個人で症状の進行が違うのは当たり前ですので、

普通の風邪でも急激に悪化する事も珍しくありません。

インフルエンザには冬にしかかからない?

季節についても、

インフルエンザは毎年4月頃には感染者が出て、

これを基に、その年に流行するインフルエンザの型

(香港A型とかソ連A型など)を予測して、

製薬会社がワクチンを製造します。

冬場に気温が低下して乾燥している状態になると、

ウイルスが活発になる事や

喉や鼻の粘膜が乾燥して免疫力が下がりますから、

冬場に流行する事は本当ですが、

冬場以外でもインフルエンザに感染する事はあるのです。

更に、A型・B型・C型(馬や牛にはD型もあります)を

症状で判断するような事も言われますが、

同じA型やB型でも個人差が大きく、全く違う症状が出ます。

余談ですが、

急性白血病など命に関わる怖い病気でも、

初期症状は風邪の症状と似ている場合がありますので、

自分の体力を過信せず、

自己判断は非常に怖い事を認識して下さい。

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じゃ、いったいどう判断すればいいの?

実際、インフルエンザが流行する時期に

熱発や咳・鼻水などの風邪の症状で病院受診しても、

ドクターも症状だけでは

インフルエンザに感染しているのか判断が難しいので、

インフルエンザの検査をします。

ドクターですら症状だけでは、

インフルエンザかどうか?判断に困るのに、

自分で判断するのは無理です。

インフルエンザと風邪の違いを知っていますか?インフルエンザを自己判断すると怖い? まとめ

まとめ

1 一般的なインフルエンザの症状は間違い?
 一般的な情報に惑わされないように

 ①38度以上の高熱が出たらインフルエンザ?
  扁桃腺や免疫系に問題のある方は38度以上の熱が出るのはざら。

 ②全身症状が急激に悪化したらインフルエンザ?
  栄養状態の悪化や体力の低下・ストレスなどで症状の進行が個人で違うのは当たり前。

 ③インフルエンザには冬にしかかからない?
  冬場以外でもインフルエンザに感染する事はある。

2 じゃ、いったいどう判断すればいいの?
 ドクターですら検査をしないと症状だけでは判断に困るのに、自分で判断するのは無理。

一般的に言われている情報に振り回されて自己判断せず、

「ヤバいかな・・・?」と思ったら

病院で診察を受けるのが最良の方法です。

ただし、検査をして陽性反応が出ず症状が軽い場合は、

普通の風邪として扱われる事も多々あります。

インフルエンザも症状が軽い時(まだ熱が高くない時)は

検査をしても陽性反応がでにくいですし、

インフルエンザが流行しているシーズンに

病院へ行く事自体が感染の危険性を高めますので、

ここの判断は非常に難しいところです。

インフルエンザにかかる前に、

普段から感染予防を徹底する事をおすすめします。

“備えあれば患いなし”ですね!

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