気になる理学療法士の国家試験の合格率!合否を分けるポイントはただ1つ!

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理学療法士の卵として学校に通っている皆さんは、

この時期になると、就職する病院や施設もだいたい決まっている事でしょう。

国家試験を間近に控え、緊張しながら勉強している中、不安とも戦っている頃だと思いますので、

国家試験の合否を分けるポイントをお話ししたいと思います。

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理学療法士国家試験の合格率は?

第52回(平成29年度)理学療法士国家試験の合格率としては、

受験者全体:90.3%

新卒者:96.3%

となっています。

かなり前から理学療法士の受難が叫ばれていますが、

合格率としては大きな推移は無いので、安心して勉強して下さい。

ただ、注目してもらいたいのは、受験者全体の合格率と新卒の合格率の差です。

国家試験を受ける皆さんには、ここに”合否(生死)を分ける”ポイントが隠されています。

国家試験に勝つ!合否を分けるポイントはただ1つ!

国家試験の勉強も大詰めを迎えてがんばっている頃だとおもいますが、

クリスマスや正月を控えてダラける時期でもあります。

そこで気合いを入れなおすためにも合格のポイントをお教えします。

試験問題の対策や試験テクニックは学校で嫌というほど教わっているでしょうから

今更あえてそんな話はしません。

試験問題の対策や試験テクニックの勉強は、

日本全国の理学療法士国家試験を受けようとしている人は皆やっている事ですから、

同じ土俵です。

もちろん裏技も近道もありません。

それこそ裏技とか近道なんて言ってる人ほど落ちます(笑)

では、合格する人と落ちる人の差はどこにあるのでしょう?

そのポイントはただひとつです。

それは”メンタル”です!

それも、

危機感を持つ!

というメンタルです。

国家試験の勉強は辛いからこそ逃げたくなります。

「たまには息を抜かなきゃストレスが溜まって逆効果ですよ!」

なんて、屁理屈で逃げたくなる気持ちも十分わかります(笑)

私だって国家試験の勉強をしている時は現実逃避ばかりしていましたから(笑)

でも、考えてみて下さい。

「理学療法士になるぞ!」

と思い立ち、学校の受験を通り抜け、

入学してから、日々大変な勉強も、辛い実習も耐えてきた日々・・・

本当に大変だったでしょう?

私も、未だに学校の頃の夢をみて魘される事があります(笑)

そんなに頑張った学校生活を無駄にしたいですか?

「今年落ちてもまた来年受ければいいや・・・」

なんて現実逃避していませんか?

こんな現実逃避で逃げに走ったら、まず落ちます(笑)

新卒なら、

学校で先生に教えてもらいながら・・・

仲間と泣いたり笑ったり切磋琢磨して・・・

国家試験に受かるよう整えられた環境で勉強できますが、

二度目からの受験は、

働きながら空いた時間で・・・

孤独に独りで・・・

勉強するという最悪の環境になります。

初回と二回目以降では、ただでさえ大変な国家試験の勉強をするのに、

勉強をする環境が全く違うんです。

国家試験に通るために整えられた環境で落ちたら、厳しい環境の中で勉強して合格するなんて並大抵の努力じゃできません。

初回の国家試験に落ちて、2回・3回と受けてきた人を何人かみてきていますが、本当に大変な思いをしていました。

泣きながら

「もう無理です・・・助けて下さい・・・」

と電話してきた人もいました。

私がバイザーをした学生で4回国家試験を受けた学生が居ますが、結局あきらめて今は運送業についてます。

「落ちたら次は無いぞ・・・」

という気持ちで勉強しないと大変な目にあいます。

あと、ほとんどの新卒者はもう就職が決まっていると思います。

しかし、就職が決まっているからといっても、国家試験に落ちてしまったら

少し医学に詳しい

”ただの人”

です(笑)

私が国家試験を受ける時は、学校の厳しい先生から

よくこのフレーズを言われましたね(笑)

合格結果はもう働き始めてから届く事になりますが、

もし、国家試験に落ちてしまったらクビになる事もあります。

いやマジで(泣)

経営者が優しい病院や施設ならリハビリ助手や介護職で働かせてくれるところもありますが、

「国家試験に落ちたPT」として恐ろしく肩身の狭い思いをする事になります。

リハ室の会議で意見を言っても、

「資格も持っていない奴が何語ってんの?」

病棟に行けば、看護師がヒソヒソ・・・

患者さんにアドバイスしても

「あー・・・ちゃんとした先生に聞くから」

こんな思いしたいですか?

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先輩からのアドバイス

「皆さんに合格してもらいたいから厳しい事を言った」

なんてカッコつけるつもりはありません(笑)

理学療法士に限らず、資格が必要な職種で資格試験に合格できず

大変な思いをしている人を何人もみてきました。

管理職からみれば、国家試験に1発合格した人でも、何度も受けて合格した人でも

正直言って、PTとして何の変わりもありません。

管理職仲間の中では

「1回落ちたやつの方が気合が入ってて使えるよな」

なんて意見もあったりもします。

確かに否定できない部分ではありますが・・・

ただ、そんな評価なんかより辛い思いをするのはあなた自身です。

「いや!棘の道こそ自分を成長させてくれるんです!」

なんてM的な感覚の人は好きにすれば良いですが(笑)

就職して、プロとして働き始めたら、こんな無駄な苦労している暇はありません。

学校で習った事・実習で学んだ事・国家試験で身に付けた事・・・

これは全てプロとしてやっていくための”基礎”でしかありません。

国家試験に合格して、プロのセラピストとして働きだした時にはじめて

”スタートラインに立てる”

ための基礎というだけの事です。

現場を知って、最初の1年間でみんな驚くほど成長します。

国家資格に合格してプロとして成長していく同級生をみながら、

まだスタートラインにも立てない勉強で苦しみたいですか?

今の段階の模試の点数が合格ラインに達していない人も

まだまだ諦めないで下さい。

私も、模試がある度に点数が足りず、試験ギリギリまで特別講習組に入れられましたが、

落ちる恐怖心がバネになって必死で勉強して、

本番では258点(学校内では2位)の高得点で合格できました。

私の唯一の自慢話です(笑)

満点の280点でもギリギリの168点でも、合格すれば同じ理学療法士です。

国家試験に合格して、現場に立ってからが勝負です。

でも、現場に立てなかったら勝負すらできません。

気になる理学療法士の国家試験の合格率!合否を分けるポイントはただ1つ! まとめ

まとめ

1 理学療法士国家試験の合格率は?
 注目してもらいたいのは、受験者全体の合格率と新卒の合格率の差。
 ここに”合否(生死)を分ける”ポイントが隠されている。

2 国家試験に勝つ!合否を分けるポイントはただ1つ!
 ポイントは「危機感を持つ!」というメンタル。

3 先輩からのアドバイス
 学校で習った事・実習で学んだ事・国家試験で身に付けた事は、
 全てプロとしてやっていくための”基礎”でしかない。
 国家試験に合格して、プロのセラピストとして働きだした時に
 はじめて ”スタートラインに立てる”というだけの事。
 何もかも忘れて試験勉強に没頭できた事が、
 プロになった時”自信” と ”何事にも負けないメンタル”
 という強い武器を作ってくれる。

試験日まで、あとどのくらいですか?

今をどう乗り越えるかで、また1年・・・2年・・・3年・・・

下手すりゃ理学療法士として生きていく事すらできないかもしれません・・・

今は、何もかも忘れて試験勉強に没頭して下さい。

それが、プロになった時

”自信” と ”何事にも負けないメンタル”

という強い武器を作ってくれますから!

いつかどこかで、お互い”プロ”として語り合いましょうね♪

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