デイサービスとデイケアって何が違う?使う目的で決めましょう!

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ご自宅で介護を受けていらっしゃる利用者さんのご家族から、

日中は施設に通わせたいというご相談をよく受けます。

そこでよく疑問として挙がるのが、デイサービスとデイケアの違いです。

デイサービスとデイケアって、いったい何が違うのでしょうか?

どっちを選べば良いのでしょうか?

デイサービスとは?

デイサービスとは日本語で

「通所介護」

というサービスで、

文字通り、施設に通って介護を受けられるサービスです。

利用する目的として、

  • 他の利用者さんと接したい
  • 引きこもりや孤立を防ぎたい
  • ご家族の介護負担を減らしたい

などの方に向いています。

具体的には、

患者さんが自宅に閉じこもりがちで、他人とコミュニケーションできる場が欲しい。

介護をしているご家族の時間を作るため、日中は利用者さんを預かってもらいたい。

自宅でお風呂に入れるのが大変なので、施設でお風呂に入れて欲しい。

というような事例でデイサービスを利用される事が多いです。

利用料金は介護保険で基準が決まっていますが、利用する時間や、各自治体で微妙に違いますので、

今回は、東京都目黒区のデイサービスを1割負担の方が1日利用すると仮定して、表を作りました。

〇基本料金

要介護利用料金
要介護度 自己負担額

(1割)

要介護1 802円
要介護2 947円
要介護3 1,097円
要介護4 1,247円
要介護5 1,397円

〇加算料金

加算 介護度共通
入浴介助加算 54円
サービス提供体制強化加算 19円
個別機能訓練加算 60円

〇実費

実費分
食費・おやつ代 700円~1000円
レクレーションなど 50円~100円

以上のようになります。

例えば、要介護1の方が1日利用すると、

・デイサービスに行って、802円

・お風呂に入って、54円

・機能訓練を受けて、60円

・お昼ご飯とおやつを食べて、700円

・レクレーションを受けたとしたら、50円

・サービス提供体制強化加算は自動的に付くので、19円

として、1割負担の方なら、

1日で合計1,685円かかります。

仮に、週2回ペース(月8回)でデイサービスに行くとしたら、

1ヶ月(8回利用)×1,685円で計算して、

1か月で13,480円かかる計算になります。

デイケアとは?

デイケアとは日本語で

「通所リハビリテーション」

というサービスで、

施設に通ってリハビリを受けられるサービスです。

老人保健施設・病院・診療所など医療機関に併設された施設で、日帰りのリハビリテーションが提供されるサービスです。

食事・入浴・排せつなどの介護に加えて、

利用者さんがご自宅で自立した生活を送れる事を目的として、

  • 運動器機能を向上させる
  • 栄養状態の改善
  • 口腔機能の向上

などが提供されますので、

通いでリハビリを受けたい方に向いています。

具体的には、

病院のリハビリが受けられなくなったのでリハビリを受けたい。

リハビリ目的で病院まで送っていくのが大変なので、送り迎えして欲しい

リハビリ目的で施設に入所したいけど、まだ入れないからとりあえず通いでリハビリを受けたい。

というような事例でデイケアを利用される事が多いです。

利用料金は介護保険で基準が決まっていますが、利用する時間や、各自治体で微妙に違いますので、

今回は、東京都目黒区のデイサービスを1割負担の方が1日利用すると仮定して、表を作りました。

〇基本料金

要介護利用料金
要介護度

自己負担額
(1割)

要介護1 720円
要介護2 867円
要介護3 1,014円
要介護4 1,161円
要介護5 1,308円

〇加算料金

加算 介護度共通
入浴介助加算 52円 / 回
リハビリテーションマネジメント加算Ⅰ 238円 / 月
リハビリテーションマネジメント加算Ⅱ 1,054円 / 月
 同意日の属する月から6ヶ月以内
 同意日の属する月から6ヶ月超
短期集中個別リハビリテーション実施加算 114円 / 回
 退院(所)日又は認定日から3ヶ月以内
認知症短期集中リハビリテーション実施加算Ⅰ 248円 / 回
認知症短期集中リハビリテーション実施加算Ⅱ 1,983円 / 月
若年性認知症利用者受入加算 62円 / 回
栄養改善加算(月2回限度) 155円 / 回
口腔機能向上加算(月2回限度) 155円 / 回
重症療養加算 103円 / 回
中重度者ケア体制加算 21円 / 日
社会参加支援加算 12円 / 日
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ 19円 / 回
 介護福祉士が50%以上配置されている
介護職員処遇改善加算(Ⅰ)イ 所定単位数×34 / 1000円 / 月

〇実費

実費分
食費・おやつ代 700円~1000円
レクレーションなど 50円~100円

以上のようになります。

例えば、要介護1の方が1日利用すると、

・デイケアに行って、720円

・お風呂に入って、52円

・お昼ご飯とおやつを食べて、700円

・レクレーションを受けたとしたら50円

1割負担の方なら、1日で1,522円かかります。

仮に、週2回ペース(月8回)でデイケアに行くとしたら、

1ヶ月(8回利用)×1,522円で12,176円となり、

リハビリの加算で月238円かかるので、

1か月で12,414円かかる計算になります。

デイケアの場合はリハビリの加算が複雑で、

  • 利用者さんの状態
  • リハビリの内容
  • 通い始めてどのくらいか?

などで、加算が変わりますので、

ご利用前に、ケアマネージャーさんに相談して、正確な利用料を確認して下さい。

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デイサービスとデイケアで1番違うところは?

結論から言いますと、

本格的なリハビリをしてもらえるか?

という違いが1番になります。

食事や入浴や排せつなどの介護は、基本的にどちらも同じようにしてくれますが、

デイサービスは通所介護ですから、

“介護”

を目的として受け入れます。

デイケアは通所リハビリですから

“リハビリ”

を目的として受け入れます。

以下に違いを一覧で比較してみました。

デイサービスとデイケアのリハビリの違い
デイサービス デイケア
リハビリの
担当者
基本的にリハビリはしてくれません。

リハビリをしてくれるところもあり、理学療法士などの専門職が居るところも増えていますが、
リハビリは法律的に専門職じゃなくても、看護師さんで良い事になっています。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリの専門職がリハビリをしなきゃいけないように、
法律で決まっています。
リハビリの
内容
利用者さん全員で一緒に体操をするなどの運動が中心で、
個別でリハビリしてくれるかどうかは施設の方針で変わります。
              

利用者さん全員一緒に体操などの運動もしますが、
ひとりひとり個別にリハビリをしてくれます。
リハビリの
時間
リハビリをしてくれる施設でも、
時間が決まっていないので、少しだけしかやってもらえない事があります。
              

ひとり20分~40分ほどと、
法律でリハビリをする時間は決まっています。
              

その他 病院とは関係ないので、もし調子が悪くなった時は、家族に連絡がきて迎えに行かなければいけない事もあります。

病院などの医療機関に併設しているので、もしもの時も安心です。

と、このような違いがあります。

要は、通う目的が、

・他の方との交流や介護が中心なら
「デイサービス」

・リハビリが中心なら
「デイケア」

という事になります。

ですが…、ぶっちゃけて言いますと、

リハビリが中心のデイケアでも、クオリティーの低いリハビリしかできない所もありますし、

介護中心のデイサービスでも、しっかりした本格的なリハビリをしてくれるところもありますので、

デイを利用したいと思ったら、まずはケアマネージャーさんと相談した上で、見学に行って実際にやっているサービスを確認して下さい。

あと、出来ればデイの責任者と話を直接して、細かいところまで希望を伝えておく事も非常に大事です。

デイサービスとデイケアって何が違う?使う目的で決めましょう! まとめ

まとめ

1 デイサービスとは?
施設に通って介護を受けられるサービス

2 デイケアとは?
施設に通ってリハビリを受けられるサービス

3 デイサービスとデイケアで1番違うところは?
本格的なリハビリをしてもらえるか?どうか?という違い。
通う目的が、他の方との交流や介護が中心なら「デイサービス」
リハビリが中心なら「デイケア」という事になる。

どうですか?

デイサービスとデイケアの違いをご理解いただけましたか?

デイを利用するにあたって、何が必要なのか?は、個人個人で、それぞれで違いますので、

担当のケアマネージャーさんとよく相談して、利用者さんやご家族の目的に合ったデイを選んでください♪

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