練炭自殺偽装殺人は何故ずさんな偽装しかできなかったのか?犯人が発達障害だったら?

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テレビなどのメディアで練炭自殺の偽装殺人が騒がれていますが、

その中で、あまりにもずさんな偽装が注目されています。

なぜあんなにずさんな偽装しかできなかったのか?

犯人が発達障害だったとしたら納得がいきます。

今回は、練炭自殺偽装殺人事件を障害としての観点から考えてみたいと思います。

目次

練炭自殺偽装殺人のあまりにもずさんな偽装


引用:YOUTUBE

姉の朱美容疑者が犯人として逮捕されましたが、まだ容疑者ですので、犯人としては断定できません。

ただ、状況からみて自殺ではなく、誰かの偽装殺人である事は間違いないようです。

この練炭自殺偽装殺人では、あまりにもたくさんのずさんな偽装が挙げられており、

普通では考えられないようなミスを連発しています。

では、今回の練炭自殺偽装殺人でのずさんなミスを挙げてみます。

練炭の火種となる道具が自殺現場に無い

聖光さんは、実家でもある朱美容疑者の会社のトイレ内で、

練炭自殺として亡くなっているところを発見されましたが、

トイレの中には練炭の火種となるライターやマッチ類などが無かったようです。

練炭自殺する時には、ドアに目張りをしてから練炭に火を着けるでしょうから、

ライターやマッチ類など、練炭に火を着ける道具が現場に無いというのは、あり得ない話です。

トイレの扉の隙間を埋めた接着剤の容器が別の場所で見つかる

聖光さんが練炭自殺していたトイレの扉の隙間は、接着剤で目張りがしてあったようです。

しかし、扉の隙間を埋めた接着剤の容器は、別の部屋の聖光さんのカバンの中から発見されました。

接着剤が乾く前に扉を開閉する事は不可能では無いでしょうが、

姉や親の目を盗んで自殺をしようとする人が、

扉の目張りをした後に、別の場所の自分のカバンに接着剤の容器を置きに行くような事をするでしょうか?

亡くなった聖光さん以外の誰かが、接着剤で扉の目張りをした後、

聖光さんが使ったものと装うために、聖光さんのカバンに入れたとしか考えられません。

  

亡くなった聖光さんの遺体から睡眠薬が検出された

亡くなった聖光さんの遺体から睡眠薬が検出されたようです。

練炭自殺では、眠りながら死ぬために睡眠薬を使うのは珍しくはありませんが、

聖光さんから検出された睡眠薬は、朱美容疑者に処方されていた睡眠薬と成分が同じだったようです。

朱美容疑者のが持っていた睡眠薬を聖光さんが盗んで飲んだ可能性も考えられますが、

睡眠薬を盗んでおきながら、姉や母親と一緒に居るタイミングや場所をわざわざ自殺に選ぶわけがありません。

  

事件後、トイレの目張りを剥がして塗装しなおしている

事件後すぐに、聖光さんが自殺したトイレの扉の目張りを剥がして塗装しなおしているようで、

目張りに使った接着剤に、残った指紋や毛髪などの証拠を隠滅するためではないかと言われています。

実家でもある会社のトイレですので、弟が自殺した事を思い出したくないから早めに工事したとも考えられますが、

普通、会社のトイレは複数あるでしょうし、実家でもあるのなら家族が使うトイレと従業員が使うトイレは分けてあるはずですので、

聖光さんが亡くなったトイレはそのままにしておいて、他のトイレを使えばいいわけです。

肉親が自殺したトイレを、すぐに塗装し直したら疑われる・・・というところまで考えが至らなかったのでしょうか。

  

朱美容疑者の携帯に「練炭自殺」の検索履歴がある

聖光さんが亡くなる前の段階で、朱美容疑者の携帯に「練炭自殺」などの検索履歴があったようです。

朱美容疑者本人が自殺をしようと思っていた理由も形跡も無かったようですし、

聖光さんが亡くなる前に何故「練炭自殺」を調べる必要があったのか?

今どき、40代の若い世代が検索履歴が残る事を知らなかった・・・のでしょうか?

  

朱美容疑者の会社のパソコンやプリンターに遺書を作成した痕跡があった

朱美容疑者の会社のパソコンやプリンターに遺書を偽装した痕跡があったようです。

まだ作成した痕跡があるだけが分っている段階ですが、ハードディスクの分析が進めば確実な証拠となる大きなミスです。

昨今、パソコンから証拠が見つかる事件が多いので、

ファイルは削除しても完全に痕跡を消せない事は、パソコンが苦手な方でも知っているほど有名になりましたが、

そこまで気が回らなかったのでしょうか?

  

近所に配布された怪文書ビラのデータが会社のプリンターに残されていた

朱美容疑者を正当化し、聖光さんの奥さんが自殺に追い込んだという内容の怪文書が近所に配布されたようですが、

その怪文書ビラのデータが朱美容疑者の会社のプリンターに残されていたようです。

これは、プリンターに文書のデータが残っていたわけではなく、文書のサイズや印刷した枚数のデータが残っていたのでしょうが、

怪文書に使われているインクやトナーの成分分析も併せて、どのプリンターから出力されたかはいずれ分かると思います。

一般の方はわからないかもしれませんが、会社でコピー機やプリンターを使っていれば、データが残る事は知っているはずです。

殺人という恐ろしい計画を練るのに、なぜデータが残る事を思いつかなかったのでしょうか?

  

遺書の文面が、聖光さんの文章のクセではなかった

残されていた遺書の文章が、聖光さんが普段使う文章の言い回しのクセではなかった事を、聖光さんの奥様が証言されているようです。

私も仕事で、匿名の訴えやクレームをよく扱いますが、

特定まではできなくても、文面のクセや言い回しで、「あの人かな?」ぐらいの予想はつきます。

あまり付き合いの無い他人ならまだしも、肉親の文面のクセが分からないはずは無い事を予想できなかったのが犯人のミスです。

  

遺書にお子さんへに関する内容が無かった

聖光さんにはお子さんがいらっしゃたようですが、

聖光さんが残した遺書には、朱美容疑者や他の肉親に対する内容はあったものの、

お子さんに対する内容は一切書かれていなかったとの事です。

子供がいる人間が自殺をする時、一番心配するのは子供の事ではないでしょうか?

犯人は、遺書に自分の子供に対する内容が一切書いていないというのが、おかしいと思わなかったのでしょうか?

  

近所に会社関係者やフリーライターを名乗る怪文書ビラが配布された

近所に会社関係者やフリーライターを名乗る匿名の怪文書ビラが配布されたようです。

内容は、朱美容疑者を庇護し褒めちぎる内容に始終し、聖光さんの奥様を中傷する内容だったようです。

匿名で会社関係者やフリーライターを名乗っていたようですが、

百歩譲って会社関係者はまだしも、フリーライターが1銭にもならないビラを配布するでしょうか?

誰かが報酬を払って依頼したか?

ビラを配る事で得をする人がフリーライターに扮して配布した?

としか思えません。

  

近所に配布された会社関係者とフリーライターの書式が似通っていた

近所に配布された会社関係者やフリーライターを名乗る匿名の怪文書ビラは、

それぞれ別々に配布されたようですが、

この2つの怪文書ビラは、文書の内容も、文字の大きさやフォントも含めたレイアウトも、かなり似通っていたようです。

素人であろう会社関係者と、プロであるはずのフリーライターの文章が同じレベル?

ただの偶然かもしれませんが、同じ人間が作って配ったと考えた方が簡単です。

  

事件後に聖光さんの車にスプレーで落書きされた現場の防犯カメラに朱美容疑者に似た人物が写っている

事件後、聖光さんの車にスプレーで何者かが落書きしたようですが、

その現場の防犯カメラに朱美容疑者に似た人物が写っていたようです。

車にスプレーで落書きする事で、聖光さんに恨みを持つ人間が居た事にしたかったのでしょうが、

今のご時世で、防犯カメラがある可能性を考えられなかった事が犯人のずさんさを物語っていると思います。

  

朱美容疑者がネットに書き込んでいる文章と、近所に配布された怪文書の内容が酷似していた

朱美容疑者が自身のネットに書き込んでいる文章と、近所に配布された怪文書ビラの文章が酷似しているようです。

内容として、

・泣きながら必死で心臓マッサージをしたのも私です。
・警察からは状況的にも物理的にも自殺です。と言われた
・弟は長男で、墓も仏壇もありますが、お骨も返してもらえません

というもので、

文面のフレーズが同じだという事です。

別々の人間が作った文面が同じだという事が、偶然でもあるでしょうか?

  

遺体発見時に母親は謎の眠気におそわれていた

聖光さんの遺体の発見時に、母親は謎の眠気におそわれていたようで、

母親は、朱美容疑者が作った抹茶オレを飲んだあとに異常な眠気におそわれたと証言しているようです。

さらに、父親は低血糖で2度緊急搬送されているようですが、

この2度とも母親は異常な眠気に襲われていたと証言しているようです。

こんな偶然があるでしょうか?

「犯行を見られないために眠らされた」

と考える方が筋が通るのではないでしょうか?

  

お父さんは低血糖で2度緊急搬送されていた

聖光さんと朱美容疑者の父親は、低血糖で2度緊急搬送されているようですが、

この緊急搬送された2度とも朱美容疑者は現場に居たようです。

実家ですので、朱美容疑者が居てもおかしくは無いのですが、

お父さんが緊急搬送された時、2度ともお母さんが異常な眠気を訴えた事も合わせて、ただの偶然とは思えません。

  

お父さんが朱美容疑者が作った甘酒を飲んで急変した

聖光さんと朱美容疑者の父親は、低血糖で2度緊急搬送されているようですが、

2度目の緊急搬送時には朱美容疑者が甘酒を飲ませた後に急変したようです。

この時、聖光さんはお父さんのインスリンが多量に無くなっている事に気付いていたようです。

甘酒を飲めば逆に高血糖になりますし、インスリンを甘酒に混ぜて飲ませたとしても消化されてしまうため効果はありませんが、

甘酒に睡眠薬を入れてお父さんを眠らせてから、インスリンを多量に注射して低血糖に陥らせた。

と考えれば納得はいきます。

  

父親が脳死状態になった時、ケロッとしていて普通に仕事をしていた

お父さんが脳死状態になった時、朱美容疑者はケロッとしていて、普通に仕事をしていたそうです。

聖光さんが亡くなった直後のテレビのインタビューでも笑顔で対応しており、

悲しんでいたり、憔悴している様子はみられませんでしたので、朱美容疑者はそういう人なのかもしれません。

私は仕事柄、認知症で大変な介護を長期間続けられた方の葬式に出る事も多いのですが、

苦しかった介護が終わった安堵感はあるものの、肉親が亡くなられた遺族は、寂しさや後悔で必ず苦しまれ、

憎しみや怒りの感情を含めたとしても、亡くなった直後に平常心でいる遺族は見た事がありません。

肉親が脳死になったり、亡くなったりしても平常心で居られるのではなく、

あえて平常心を装っていると考えた方が納得いきます。

  

お父さんが脳死になった時、多量のインスリンが無くなっていた事に聖光さんは気付いていた

お父さんが脳死状態になった時、お父さんが治療に使用していたインスリンが多量に無くなっている事を聖光さんは気付いており、

聖光さんは奥様に

「朱美にだけは気を付けろ」

と言っていたそうです。

インスリンは飲んでも消化されますので、今のところ注射で打つしか摂取する方法はありません。
※新薬で飲むインスリンは開発されていますが、まだ一般には出回っていません。

インスリンを使った事があったり、使っている人が身近に居る方はわかるでしょうが、

インスリンを多量に注射するのはかなり大変で、意図的じゃないと多量に注射する事はできません。

脳死するほど低血糖になる分量を、間違えて打ったというような事故は絶対と言っていいほどありえません。

インスリンの注射で事故を装えると思った犯人のずさんな計画が大きなミスを犯しています。

  

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犯人は発達障害の可能性がある?


引用:ADHD(注意欠如・多動症)

発達障害というと、一般的に子供に注目しがちですが、

大人の約20人に1人以上が何らかの発達障害をもっているといわれています。

障害と言っても、社会生活に大きな支障をきたすものから、

ちょっとしたミスを重ねるだけの軽いものまであります。

「約束の時間が守れない」
「整理整頓が下手」
「人付き合いが苦手」
「慌て過ぎてミスをする」
「考える前に動いて失敗する」

などという人はたくさんいらっしゃいますが、これらの人達には発達障害が疑われます。

発達障害は、もはや病気ではなく個性と捉えても良いほど社会に浸透しています。

実際、私自身も人付き合いがかなり苦手で、

検査はしていませんが、何らかの発達障害があるだろうと思っていますし、

上司や同僚・友人にも発達障害が疑われる人達は何人も思い浮かびます。

今回の練炭自殺偽装殺人の、

「逆にわざとやっているんじゃないか?」

と思うほどずさんな犯行は、発達障害であれば納得がいく行動です。

発達障害の中に、ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)というものがあります。

このADHDの中心的な症状として、

  • 不注意
  • 多動性
  • 衝動性

というものがあり、

これらの症状が練炭自殺偽装殺人のずさんな犯行と合致します。

不注意

ADHDの不注意とは、何か行動する際に集中できず、

作業の一部が抜け落ちたり、忘れものが多かったりする障害です。

練炭自殺偽装殺人の犯人も、犯行を計画・実行する段階で、あらゆる部分が抜け落ちており、

それがあまりにもずさんな抜け落ちだった事が、逮捕に結びつく状況証拠になっています。

普通なら考えられないようなミスばかりですが、

これが、ADHDの症状だと考えれば、納得がいきます。

  

多動性

ADHDの多動性とは、落ち着きが無く、じっとしている事が出来ない障害です。

練炭自殺偽装殺人の犯人も、あらゆる場面で嘘を塗り重ねる行動として、

動き過ぎてしまった事が疑いを持たれる原因を作っています。

もう少し落ち着いて行動していれば良かったのに・・・と思うような場面がたくさんありますが、

これが、ADHDの症状だと考えれば、じっとしていられないのも納得がいきます。

  

衝動性

ADHDの衝動性とは、思いついた事をよく考えずに実行してしまう障害です。

練炭自殺偽装殺人の犯人も、犯行の段階から犯人だと疑われた後の取り繕い方まで、

思いついた偽装をよく考えずに実行してしまった事で、どんどんミスを重ねています。

「そんなのバレるに決まってる」と思うような犯人のずさんな行動も、ADHDの症状だと考えれば納得できます。

  

練炭自殺偽装殺人は何故ずさんな偽装しかできなかったのか?犯人が発達障害だった可能性は? まとめ

まとめ

1 練炭自殺偽装殺人のあまりにもずさんな偽装
・練炭の火種となる道具が自殺現場に無い
・トイレの扉の隙間を埋めた接着剤が別の場所で見つかる
・亡くなった聖光さんの遺体から睡眠薬が検出された
・事件後、トイレの目張りを剥がして塗装しなおしている
・朱美容疑者の携帯に「練炭自殺」の検索履歴がある
・朱美容疑者の会社のパソコンやプリンターに遺書を作成した痕跡があった
・近所に配布された怪文書ビラのデータが会社のプリンターに残されていた
・遺書の文面が、聖光さんの文章のクセではなかった
・遺書にお子さんへに関する内容が無かった
・近所に会社関係者やフリーライターを名乗る怪文書ビラが配布された
・近所に配布された会社関係者とフリーライターの書式が似通っていた
・事件後に聖光さんの車にスプレーで落書きされた現場の防犯カメラに朱美容疑者に似た人物が写っている
・朱美容疑者がネットに書き込んでいる文章と、近所に配布された怪文書の内容が酷似していた
・遺体発見時に母親は謎の眠気におそわれていた
・お父さんは低血糖で2度緊急搬送されていた
・お父さんが朱美容疑者が作った甘酒を飲んで急変した
・父親が脳死状態になった時、ケロッとしていて普通に仕事をしていた
・お父さんが脳死になった時、多量のインスリンが無くなっていた事に聖光さんは気付いていた
※詳細は本文をご参照下さい。

2 犯人は発達障害の可能性がある?
発達障害は、もはや病気ではなく個性と捉えても良いほど社会に浸透しています。
練炭自殺偽装殺人の「逆にわざとやっているんじゃないか?」と思うほどずさんな犯行は、発達障害であれば納得がいく行動です。
発達障害として、ADHDの中心的な症状として、不注意・多動性・衝動性というものがあり、これらの症状が練炭自殺偽装殺人のずさんな犯行と合致します。
※詳細は本文をご参照下さい。

  

練炭自殺偽装殺人の動機は、聖光さんが経営する会社との競合で仕事が減り、

朱美容疑者の会社の経営が上手くいかない事を、逆恨みしたものだと言われています。

もしかしたら、発達障害が原因で会社の経営が上手くいかず、

父親からも弟からも、

経営者としての能力を認めてもらえなかった事が、

犯行の動機に繋がったのかもしれません。

あまりにもずさんな犯行は、発達障害だと考えると納得できますが、

犯行の動機まで障害のせいにしてはいけません。

発達障害で苦しんでいても、必死で頑張っている人達はたくさんいます。

そんな頑張っている人達のためにも、

早期の事件解決を願っています。

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