本田圭佑選手のバセドウ病は治っているのか?ワールドカップでのプレイに影響は?

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ワールドカップに出場している本田圭佑選手は、眼球突出や首の手術痕から、

バセドウ病ではないかと言われています。

バセドウ病とは、どんな病気なのでしょうか?

本田圭佑選手は、なぜバセドウ病だと言われているのでしょうか?

バセドウ病なら、すでに治っているのでしょうか?

ワールドカップでのプレイに影響は無いのでしょうか?

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バセドウ病とは?

バセドウ病とは、甲状腺の異常で甲状腺ホルモンが必要以上に産生される病気です。

甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンであるため、

身体の機能が常に全力疾走しているような状態となり、身体や精神に異常をきたします。

バセドウ病の症状としては、

  • 高熱
  • 頻脈
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 眼球突出
  • 甲状腺肥大
  • 手の震え
  • 高血圧
  • 多食
  • 体重減少
  • 多量な発汗
  • 息切れ
  • 疲労感
  • めまい
  • 不安感
  • 集中力の低下

などで、身体や精神にいろいろな異常が現れます。

身体の機能が常に全力疾走しているような状態となるわけですから、

少し動いただけでも息切れや激しい動悸が出ますし、

疲労感もハンパないので運動自体が困難になります。

また、メンタル面でも集中力が低下し、不安感や鬱も出ますので、

アスリートにとっては致命的な状態になります。

治療は、薬剤・放射線・手術などがありますが、

いずれも適切な治療を行えば予後は良好で、

特に甲状腺を全摘出する手術を行えば、再発する心配もありません。

本田圭佑選手は、なぜバセドウ病だと言われている?

まず、本田圭佑選手がバセドウ病ではないかと言われ始めたのは2013年頃からですが、

まず、その要因として挙げられるのは、

バセドウ病の症状で特徴的な眼球突出です。

眼球突出はレーシック手術の影響か?との報道もありましたが、本人は否定しています。

さらに、本田圭佑選手の首には傷痕があり、

この傷痕がバセドウ病の手術痕と酷似している事もバセドウ病である可能性を高めています。

本田圭佑選手は、2013年12月頃に頸部の手術を受けた事を公表していますが、

病名については発表していません。

これらの事実から、本田圭佑選手はバセドウ病で手術を受けた可能性が高いと言われています。

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本田圭佑選手のバセドウ病は治っているのか?


引用:Twitter

本田圭佑選手の場合はノドに手術痕がみられる事から、

バセドウ病の治療として甲状腺の切除手術を選択した可能性が高いので、

もうバセドウ病としての症状は出ていないでしょうし、

再発の可能性も低いと思われます。

「眼球突出が進行していてバセドウ病が悪化しているのでは?」

とも言われていますが、

眼球突出は甲状腺ホルモンとは直接関係が無いので、

バセドウ病が完治しても眼球突出は治りません。

ネット上では、バセドウ病の影響を心配する一般の方々の声が多いのですが、

医学的に考えると、バセドウ病としての影響はほとんど無いと思います。

ワールドカップでのプレイに影響は?

 引用:YouTube

バセドウ病の影響よりも、

もし甲状腺の切除手術をしているのであれば、

バセドウ病の症状とは逆に、

甲状腺ホルモンが不足し、

身体の新陳代謝が低下して、

  • 体重増加
  • 倦怠感
  • 汗が出にくい
  • 食欲減退
  • 眠気
  • 体温低下
  • 無気力
  • 頭の働きが鈍くなる
  • 忘れっぽくなる

などの症状が出る恐れがあり、

甲状腺機能低下の症状として、

プレイに影響が出る事の方が心配です。

テレビで本田圭佑選手の姿を見ていると、

  • 食欲減退
  • 眠気
  • 頭の働きが鈍くなる
  • 忘れっぽくなる

などはわかりませんが、

  • 体重増加⇒逆に身体が引き締まっている印象あり
  • 倦怠感⇒ゲームではとりあえず動けている
  • 汗が出にくい⇒ゲームではしっかり汗をかいている
  • 体温低下⇒ベンチでも薄着で体温が低下している様子は無い
  • 無気力⇒ゲーム中はテンションが高い様子が伺える

という部分では、甲状腺機能が低下している様子は見られません。

しかし、甲状腺ホルモンの不足を注射で補っている可能性もありますので、

状況によっては甲状腺機能が低下する事も考えられ、

フル出場になるとプレイに影響が出る可能性もあります。

コロンビア戦で本田圭佑選手らしくないミスが見られた時は、

「もしかしたら・・・」

と思った瞬間ではありました。

本田圭佑選手はワールドカップで活躍できるのか?


引用:Goal.com

私はサッカーに詳しいわけではないので、

戦術面として本田圭佑選手が活躍できるのか?

というのは全くわかりませんが、

医学的な見地から考えて、

バセドウ病あるいは甲状腺機能低下があると仮定した場合、

どちらにしてもフル出場は、フィジカル面としてもメンタル面としてもかなり厳しいと思います。

もちろん病気の事だけではなく、年齢的なものも含めて考えても、

昔の三浦知良選手がそうだったように、

大事な場面でポイントとして出場させ、

存在感を活かすような使い方がベストだと考えます。

本田圭佑選手本人はフル出場したいでしょうが、

ゲーム中に動けなくなって足を引っ張るぐらいなら、

精神的支柱として、いつでも完璧な状態で出られるように、

体調を整え、体力を温存しておいた方が良いと思います。

セネガル戦で、

「さすが!本田圭佑選手は何かを持っている!」

と思わせてくれたゴールを


引用:niconico動画

また出してくれるはずです。

本田圭佑選手のバセドウ病は治っているのか?ワールドカップでのプレイに影響は? まとめ

まとめ

1 バセドウ病とは?
甲状腺の異常でホルモンが必要以上に産生される病気で、身体の機能が常に全力疾走しているような状態となり、身体や精神に異常をきたします。

2 本田圭佑選手は、なぜバセドウ病だと言われている?
要因として挙げられるのは眼球突出と、傷痕がバセドウ病の手術痕と酷似している事です。

3 本田圭佑選手のバセドウ病は治っているのか?
バセドウ病の治療として甲状腺の切除手術を選択した可能性が高いので、もうバセドウ病としての症状は出ていないでしょうし、再発の可能性も低いと思われます。

4 ワールドカップでのプレイに影響は無い?
バセドウ病の影響よりも、もし甲状腺の切除手術をしているのであれば、バセドウ病の症状とは逆に、甲状腺ホルモンが不足し、身体の新陳代謝が低下して、甲状腺機能低下の症状として、プレイに影響が出る事の方が心配です。

5 本田圭佑選手はワールドカップで活躍できるのか?
バセドウ病あるいは甲状腺機能低下があると仮定した場合、どちらにしてもフル出場は、フィジカル面としてもメンタル面としてもかなり厳しいと思います。

  

私はワールドカップの時だけの「にわかファン」ですので、

本田圭佑選手のプレイもワールドカップだけでしか見た事がありません(笑)

前回のブラジルワールドカップの時も、本田圭佑選手の「バセドウ病説」が出ていましたが、

もしバセドウ病だったのなら、2013年に手術をするまで、歩くだけでも苦しかったはずですので、

その苦しみを乗り越え、日本代表に選ばれただけでも超人的な「不屈の闘志」です。

その超人的な不屈の闘志こそが、日本代表を引っ張っていく力になり、

素晴らしい結果を残してくれるのではないかと思っています!

皆さんも寝不足が続いているでしょうが(笑)

頑張って応援しましょうね♪

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