高齢者ドライバーの危険運転を防ぐ7つのアイテム!後付けの安全機能で事故を防ぐ!

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私は、理学療法士として在宅の高齢者の方々と関わる事が多く、運転の可否の相談をご家族から受ける事もたくさんあります。

高齢者になると、運動機能も認知機能も低下しますので、若者に比べ事故のリスクは高くなります。

加齢による運動機能や認知機能の低下は、生物として避けられない事ですが、機器としてのアシスト機能を使う事で機能低下を補えます。

そこで今回は、開発中のものも含め、高齢者の危険運転を防ぐアイテムを7つご紹介します。

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高齢者ドライバーの危険運転はアイテムで防げるのか?

交通死亡事故は、20歳以下の年齢層を除いて、75歳以上の年齢層で死亡事故が急激に増えるというデータが警察庁交通局から出ています。

引用:警察庁交通局

また、75歳以上の高齢ドライバーによる事故の要因ではハンドルやブレーキなどの操作ミスが最も多く、
さらに、ブレーキとアクセルの踏み間違いが75歳以上のドライバーで急激に増える傾向にあります。


引用:警察庁交通局

こういった高齢者ドライバーの事故を防止するには、運転を補助するアシスト機能で踏み間違いなどの操作ミスを補うのが最も有効な方法です。

それを国も認め、政府は自動ブレーキなどの安全機能がついた車のみ運転することができる高齢ドライバー専用の限定免許制度の創設を目指しており、
これを受け東京都は、アクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置などを新たに付ける費用を9割補助する方針を明らかにしました。

現在、アシスト機能が搭載されている自動車はたくさん発売されていますが、年金生活で金銭的に余裕の無い高齢者が、自動車を買い替えるのは負担が大き過ぎ、アシスト機能を利用できない事も、高齢者の危険運転を防げない大きな問題点となっています。

しかし、現在乗っている自動車に後付けで取り付けて危険運転を防ぐアイテムもあるのですが、あまり知られておらず、有効活用できていないのが現状です。

危険運転を防ぐアイテムは、開発中の物も含めぞくぞく出てきていますので、存在を知ってもらうために、ご紹介したいと思います。

高齢者の危険運転を防ぐアイテム

センサー技術やカメラ技術も進歩し続けており、これらで得た情報を処理するためのコンピュータもAI技術も含め、どんどん開発が進んでいます。

これらを自動車のアシスト機能として、危険運転の防止に役立つアイテムも様々なものが発売されていますし、もっと高機能なものの開発も進んでいます。

すでに発売されている危険運転を防ぐアイテム

トヨタ自動車 踏み間違い加速抑制システム

トヨタ自動車の踏み間違い加速抑制システムは、トヨタから発売されている車種に限定して、後付けで踏み間違い加速抑制システムが付けられるというものです。


引用:踏み間違い加速抑制システム | ネッツトヨタ西日本

この踏み間違い加速抑制システムの機能としては、

  • 前方・後方の約3m以内にある壁を検知して、間違って発進しようとしているシフトレバーの入れ間違いをブザーとランプで警告
  • アクセルを間違って強く踏んでしまっても加速を抑制
  • 後退時に誤ってアクセルを強く踏み込んでもブザーとランプで知らせ加速を抑制

というもので、

価格は税抜き51,000円で、別途取り付け費用が必要になります。

現在の対応車種は「プリウス」「アクア」「プリウスα」「プレミオ」「アリオン」「ポルテ」「スペイド」「ウィッシュ」の8車種ですが、
10月には「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」「パッソ」、
12月には「ヴィッツ」にも取り付けられるようになり、全12車種が対応となります。

詳しくはTOYOTAの「踏み間違い加速抑制システム」のホームページをご覧ください。

サポトヨプラス+踏み間違い加速抑制システム

ダイハツ自動車 ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」

ダイハツのペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」は、車体の前方と後方に計4カ所のソナーをつけることで、目の前の障害物を検知します。

Car Watch

障害物を検知すると、アクセルを強く踏み込んでしまっても急発進を抑制する仕組みになっています。

価格は取り付け費用も込みで、税込み34,560円となっており、

対応車種としては、「タント」「ムーヴ」「ミラ」「ミラココア」「ムーヴコンテ」「タントエグゼ」

となります。

詳しくはダイハツのホームページをご覧下さい。

ダイハツ ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」

株式会社慶洋エンジニアリング  ひとみちゃん AN-S018

引用:株式会社慶洋エンジニアリング

高齢者は注意力や集中力も低下しますので、脇見運転での事故も多くなりますし、睡眠が浅くなり、熟睡できなくなる事で居眠り運転も多発しています。

ひとみちゃん AN-S018は、カメラでドライバーの動きを監視して、居眠りや脇見をするとLED表示やアラームで警告してくれます。

具体的には、0.4秒~1秒間目を閉じていると居眠りと判断しLED表示とアラームが鳴り、3秒以上脇見をしているとLED表示とアラームで警告してくれます。

取り付けは、ハンドル部に設置するだけですし、価格も12,400円ですので、軽い負担で安全運転が確保できます。

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株式会社日立オートパーツ&サービス  衝突警報装置「HSK-CM3」


引用:株式会社日立オートパーツ&サービス

高齢者は、ウインカーをつけずに曲がったり車線変更をする危険運転がかなり多いようです。

この衝突警報装置「HSK-CM3」は、運転中にカメラが前方を監視し、

・前方の車間距離が近すぎる。
・ウインカーをつけずに車線を越える。
・前方の車両が発進した事に気付かない。

というような危険を察知するとモニターの表示や音声で知らせてくれます。

価格は日立オートパーツ&サービスが指定した取り付け会社での取り付け・調整費込みでオープン価格となっていますのでハッキリ明記されていませんが、大きな改造は必要としない機器ですので、早急に導入できるアイテムです。

取付け作業は取付け認定店でのみ可能ですので、商品単体での販売は致しません。

価格については車種等の詳細を明記の上、下記アドレスよりお問い合わせください。

http://www.mogi-dnk.com/contact/

大型のトラックや車速パルスがとれないクルマ等、取付け出来ない車両もございますのでお問い合わせください。

引用:茂木電機 株式会社

  

株式会社INBYTE  サラウンドビューシステム SVS-120


引用:株式会社INBYTE

高齢者は、認知機能の低下により周囲の視覚的な認知能力も低下して、駐車する際の物損事故や人身事故も多発しているようです。

サラウンドビューシステムとは、車を上空から見下ろした様な映像で、車の周囲360度を解り易く表示するシステムです。

死角を無くし、車の周りの障害物や人を確認する事ができます。

普通、サラウンドビューは、メーカー標準の機能で新車にしか付いていないのですが、このSVS-120は一般の自動車に後付けできるところが魅力です。

価格は、直販価格で90,000円と少々高めですが、全国のオートバックスで取り付けが可能ですので、導入しやすいアイテムではあります。

購入は、販売元の株式会社INBYTEにお問い合わせください。 

株式会社INBYTE お問い合わせ窓口

電話番号はこちら

  

(株)タカノハ ナップ・ヴァイーブ・プラス2


引用:(株)タカノハ

ナップ・ヴァイーブ・プラス2は、補聴器のような形で耳の後ろに装着し、一定以上頭部が傾くと振動やアラーム音で警告してくれるグッズです。

これは、居眠り防止専用のグッズですが、2,000円程度で買えますので、非常に手軽に導入できます。

構造は簡単なつくりですが、反応速度が0.003秒と非常に早く、確実に居眠りを防止してくれますので、非常にコストパフォーマンスが高いアイテムです。

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まだ開発中の事故防止アイテム

R-SPEC Datasystem  セーフティアクセルガード SAG250


引用:carview!

このセーフティアクセルガードSAG250は、アクセルの信号を常にモニターして、停車時や徐行時にアクセルが急激に踏み込まれた場合に、アクセルの信号をキャンセルして急発進を防止する装置です。

まだ発売されてはいませんが、発売されれば高齢者の危険運転もかなり防げるのではないかと考えています。

  

株式会社Pyrenee Pyrenee Drive


引用:Gugen

交通事故の7割は、ドライバーが周囲の危険に気付く事に遅れて発生しています。

特に高齢者は、加齢により視野も狭くなりますし、周囲への認知力も低下しますので、前方の自動車や歩行者への認識が遅れて、事故に繋がるケースも非常に多いです。

このPyrenee Driveは、

・車両死角や車間距離の監視・警告
・スマホとの連携によるナビ画面
・スケジューラ
・メッセンジャーアプリの表示
・音声入力のサポート

などの運転アシスト機能を、新車に乗り換えなくても、後付けで取り付けて利用できます。

まだ発売されていませんが、販売価格を4万円以下に抑えると発表されていますので、金銭的な負担を抑えつつ、高齢者の安全運転を確保できるのも嬉しいところです。

最後に

高齢者の危険運転は、社会問題にもなっているほど大きな問題です。

しかし、高齢者だからこそ身体が弱って、移動するのに自動車が必要なのも現実です。

高齢者の移動手段を確保しつつ、安全も確保でき、金銭的負担を抑えるためには、今回ご紹介したような後付けの危険運転防止アイテムが必須なのを、国や行政もようやく理解し、やっと動き始めました。

子供も高齢者も安心して暮らせる世の中が早く来るのを心から願っています。

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